バイオ燃料の安定確保について ≪≪≪お気軽にご相談下さい!≫≫≫
燃料は各県内の森林で発生する間伐材などの未利用木材に加えて、製材後の端材や建築廃材を利用する。各県内各地域で大量に残る間伐材の処理を迅速に進めつつ、売電収入も得て、施設内の電力も賄える、一石三鳥の期待がある。
バイオマス発電は、太陽光や風力と違って、発電能力が気象等に影響されず、1日24時間の連続運転で年間に約300日以上、稼働できる点がメリットです。しかしこの“フル稼働”を維持するには、県内の木質バイオマスだけでは足りない状況があり。そこで、東南アジアからパームヤシ殻(PKS)を輸入して燃料に加えて質量UPで売電益を上げていきたい要望があります。パームヤシは成長時にCO2を吸収して育つため、燃やしてもCO2を排出したと見なされない。またパームヤシ殻の輸入には、バルク船で日本まで持ってくる輸送期間中のCO2排出量はカウントされていなです。
国内・県内の木質バイオマス間伐材利用だけでは足りない
輸入チップやPKSはバイオ発電施設が港近くであれば,港から施設までの運賃が必要ないが、施設が港から離れている場合は,国産材を選択する方が燃料費を安く 抑えられる場合もあると。
発電量を増やす為の稼働率の上昇に伴う燃料の確保の問題、燃料供給企業が地元の国産材を扱う企業なのでバイオ燃料輸入についての情報が不足している。
FIT制度で開始で地産地消間伐材の利用で売電の一石二鳥の予定が間伐材の不足の影が・・・。
間伐材の切り出した後のインフラ整備はまだまだ日本各地でのそれぞれの状況があり間伐材の安定供給には地域で格差があるようです。
バイオ燃料ヤシ殻(PKS)の輸入。
バイオマス(生物資源)発電の燃料で使う木質チップやヤシ殻(PKS)の輸入に向けて。天候で発電量が左右される太陽光発電や風力発電と異なり、2016年〜2020年にかけて安定電源とされるバイオマス発電は大型発電所の建設が急増しています。燃料需要拡大を見据えて東南アジアでの原料調達の準備を進めています。
また国際認証RSPO認証取得にも会社として検討して行きながらヤシ殻PKSのトレーサビリティについてもプロセスを意識していきたいと存じます。
ボイラーに燃料を投入するにあたり学んだこと。
ボイラーの導入時に要となる燃焼装置と燃焼方式の選定が重要なのと燃料の組合せや組み換えによる燃料装置の設定変更や導入検討の段階で投入させる燃料の種類も考えておかなければならないとボイラーメイカーの営業の方が説明してくれました。
燃料種類ごとの品質管理と適切なボイラーの選定は重要だそうです。
ヤシ殻PKSは、化石燃料と異なり、燃料が均質ではないし輸入する国や産地など水分や形状など様々であり、ボイラーによって対応できる燃料が異なってきます。たとえば、小型のボイラ ーでは、水分が一定以下の乾燥した燃料でないとうまく燃焼しないそうです。反対に湿 った燃料用のボイラーに乾燥燃料を投入すると、燃焼が早すぎて温度が上がりすて問題もあるようです。 このため、ボイラーの選定に際しては、当初の計画時の燃料の組合せや種類に適合したボイラーを選定し、また、燃料のボイラーへの供給もトラブルが発生しやすい部分であること、燃料の種類により大きさや種類によってボイラーに入る前段階のトラブルもあると聞いています。
植物由来のバイオディーゼル燃料の未来について 2017.6.14.
今のところ食用、非食用のパーム油、その他、カーボン・ニュートラルで地球環境に優しい植物由来の 燃料を使用することで再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT) の対象となり20年間は法定価格以上の売価が保証されています。
バイオディーゼル燃料について 2017.8.3.
バイオディーゼル燃料を使ったバイオマス発電ですが今のところパームステアリンと植物由来の廃食油と選択肢はこの二つですがそれぞれ問題があります。
新設のバイオマス発電所が輸入パームステアリンを燃料に売電を開始したとのニュースがちらちらと・・メガ単位の発電となると燃料消費量も多くそれを20年間確保するとなると廃食油より輸入パームステアリンが為替や関税やもろもろありますが進展しているようです。